LINEやカカオトークの出会いアプリの危険性

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LINEやカカオトークのID交換して出会う出会いチャットアプリには援デリや業者に騙される危険性もあります。出会いチャットアプリは、事実上出会い系サイトとして機能しているものの法規制を免れており児童による援交などの問題も多いです。

無料ゆえの管理体制の劣悪さ

LINEやカカオトークのID交換ができる出会いチャットアプリの大半は無料で利用できます。そのため、登録会員の精査やサイト内秩序の維持、広告に関する吟味などあらゆる面で管理体制が甘くなりやすい傾向があります。無料サービスである以上、コストをかけて登録会員一人一人についてまともな人かどうかを検証することは不可能ですから、必然的に怪しげな利用者も少なからず含まれることになります。

特に、無料出会いアプリは昨今人気が急激に高まり評判となったこともあって、現在非常に多くの男性が利用しています。そのことに目をつけた悪徳出会い系の業者がサクラを女性利用者として潜り込ませ、自サイトへと誘導させるケースや、援デリと呼ばれる売春斡旋業者が女性として登録し、男性を誘うというケースはこれらの無料出会いアプリを使う大きなリスクのひとつです。

また、無料であることからサービス提供は広告を配信するなどして収益を得る必要性があります。たとえば、配信される広告がまともな優良出会い系のものであれば問題ありませんが、時にはサクラ出会い系の広告が配信されることもあります。

さらに、そもそも無料出会いアプリ自体が、サクラ出会い系の業者によって提供されている場合も少なくありません。ユーザー獲得のための新たな手段として、無料出会いアプリを開発しユーザーを取り込み、そして最終的にサクラ出会い系へと誘導するという行為が平然と行われているケースもあります。

これらはすべて無料であることに伴う必然的な危険とも言えます。

児童の援交に使われる問題

もうひとつ、大きな問題であり危険と言わざるを得ないことは、こうした無料出会いアプリが中高生などの児童による援助交際相手募集のための場として使われてしまっている実態です。

出会い系サイト規制法が施行されて以来、18歳未満の中高生はランキングで紹介しているような出会い系を使うことは一切できなくなりました。しかし、無料出会いアプリは法規制が施行された後に出てきたタイプの出会い系です。そのため、現状では規制の対象になっていないため、中高生でも自由に出会い系サイトとして無料出会いアプリを使うことができてしまっています。そのことに目をつけた大人の男性が援交を持ちかけたりすることで出会ってしまっている(反対に、中高生側から大人の男性に援交を持ちかけるケースもある)問題があるのです。

残念ながら、サービス提供者の側もその実態を把握していながら事実上目をつぶっているのが現状であり、援交ができる出会い系として放置されている点が大きな問題となっています。この点については早急に規制の対象となるよう法律の改正が強く望まれます。


このように、無料出会いアプリはまだ登場から間もないこともあって、多数のアプリ・サービスが乱立し成熟した市場とはなっておらず、少なからず深刻な問題を抱えています。それらの問題は利用者自身を被害に至らしめる危険性を多分にはらんでいるので、利用に際しては十分な注意と慎重な検討が求められます。